私は専業主婦でいいんだ

雑記

私は双極症でうまいこと働けない。
毎日出社して8時間労働なんて夢のまた夢である。
1日4時間の飲食パートはなんと2日しか出勤できなかった。

それでも、いつかは働かないと、と思っていたし焦っていた。
それと同時に、「働く」を諦めたいとも思っていた。
私には無理だからと。

そんなこんなで自己啓発系の本を読んだのが確かきっかけだったのだが、「足るを知る」ということで今あるものに目を向けようワークなるものをした。

すると、確かに我が家は夫の稼ぎだけで十分生活できていることに気がついた。
これにもうひとり子どもが欲しいとなれば話は別かもしれないが、娘ひとりならどうにかなりそうである。

夫婦毎月決まった額のおこづかいがあり、それを自由に使って趣味も各々楽しんでいる。
最近の私はボールペン字で段位が見えてきてご機嫌である。

毎日好きな服を着て、自分でなかなかイカしているのでは?と思うメイクもできている。

もちろん、毎日美味しいご飯も食べられているし、老後資金に向けて積み立てNISAもできている。

何を焦っていたのだろうと思ってしまった。

さらに、夫の仕事も評価され、もう少しで昇給しそうである。
これは私は無理して働きに出ず、夫をサポートしろという天からのお言葉では?なんて。

とはいえ、私が働けないことによる損失はあるから、先日障害年金の書類を提出した。
ただ今審査真っ最中である。

もらえたらいいな、障害年金。
ちょっと楽しみ。

私が専業主婦であることで、夫も家事から解放されて仕事に集中できている。
娘にもゆったり落ち着いて接することができていると思う。
保育園に通っているのだから、尚のことだ。

何も専業主婦は悪いことばかりではない。
専業主婦は悪ではない。

やっと、腹の底からそう思えたのだ。

お金を稼ぐのは全力で夫に任せようと。
かわりに私は夫の仕事部屋をこまめに掃除しよう。

そっちの方が運気も上がりそうだし、今の調子で昇給していって欲しい。

あと、美味しいカフェラテも入れて持っていこう。
そして、言葉で感謝を伝えよう。

夫が頑張ってくれるから、私はこうして好きな服を着られているし、好きなメイクもできている。
美味しいご飯も食べられているし、幸せだと伝えたい。

とはいえ、また働こうとするのかもしれない。
今度こそ、もしかしたらと毎回思ってしまうから。

でも、働くことに専業主婦の価値は負けないと思いたい。
家族のサポート職だ。
これは大切な仕事だ。

なるべく毎日ご機嫌に。
そうして、家族の困難を吸収できるように。

そんな私でいたいと、思ったのだ。

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