こんにちは。
私は双極性障害がありますが、どうにか2歳の娘を育てることができています。
体調がいいと、第二子も行けるのでは⁉︎と思うほどに順調です。
これには保育園の存在が大きいと思っています。
今日は専業主婦だけど精神疾患を事由に保育園を利用していることをお話ししたいと思います。
双極性障害ママの保活
保育園を利用するには、まず保活です。
私が実際どう動いたのかと、専業主婦の双極性障害ママならこう動くことになるんじゃないかな〜というものを書いてみます。
私の実際の流れ(けっこう例外だと思う)
実はフリーランスのライターとして開業届を出していた
私、一度フリーランスのライターとして生きていこうとしたことがあるんです。
「正社員もダメ、パートもダメ、家だったら働けるんじゃね?」という思惑からです。
これは結局妊娠によるつわりで全ての案件をお断りするまでに軌道には乗らなかったので、今は廃業同然となっています。
が、やる気はあった!
やる気はあったので開業届は出していた!
そのため、夫は会社員で仕事があります。私もフリーランスで働いています。という就労で初めは保育園を申請しました。
開業届がフリーランスとして働いているという証拠書類になったわけです。
役所に相談
妊娠・出産を経て、義実家の近くに引っ越しました。
家族3人で里帰りしていた期間があり、保育園の一次募集で書類を提出できていませんでした。
完全に出遅れています。
とりあえず、役所に行ってみてお話を聞くことに。
使えるものは使うということで、私の開業届を使って夫婦就労していることにしました。
実は保育園を利用できる事由に精神疾患があるのですが、私の場合は点数が就労より低かったんです。
もしかしたら手帳を取得しておくと加算されるかもしれませんが、私は持っていません。
だから、就労を理由にしたわけです。
あとは、書類の書き方、見ておくとよさそうな保育園の範囲などを教えてもらいました。
特に我が家は出遅れて2次募集でしか応募できなかったので、丁寧に対応してもらえたと思います。
二人とも育休中にすると通りやすいですよ、とか教えてもらった気がします。
目ぼしい保育園を見学する→小規模保育園に狙いを定める
一次で満員になったけれど、運が良ければ入れるかもしれないからみておきたい園と、まだ少し空きがあるから有力候補として見学する園がありました。
中にはほとんど手ぶらで通園できる保育園もあり、一次で満員になっていたことが惜しかったです。
空きがあった保育園のほとんどは小規模保育園でした。
小規模保育園とは、0歳~2歳(満3歳になった年度末まで)さんが通う保育園です。
つまり、年少さんになる時にまた保活がいるわけですね。
そのため、比較的空きがありました。
当時役所に相談すると、小規模保育園に通っていた場合は加算があると聞いたので、どこかには入れるだろうと小規模保育園を希望することにしました。
私が見て回った小規模保育園はほとんど園庭がありませんでした。
ただ、園庭を補うために、公園が多い地域に立地していることも多いようです。
園を出てお散歩することは危険も伴いますが、とても楽しいだろうなと感じました。
また、今通っている園は遊歩道に面しているのもポイントが高かったです。
建物内も、仕切りはないに等しく特に1歳さんと2歳さんは交流が多そうに見えました。
当時子どもは娘ひとりだけのつもりだったので、お兄さんやお姉さん、あるいは弟や妹のような関係をお友だちと築けたらいいなという願いが見学を通して生まれました。
そうして、とても良いと直感した今の園を第一希望にして提出し、無事通園しています。
第一希望は小規模保育園、事由は両親の就労で書類を提出。
通わせたいと思える小規模保育園に出会い、そこを第一希望に。
あとは通いやすい立地順にしました。
保育園を申請する理由は私の開業届を使って「両親の就労」に。
これで第一希望の小規模園に入園することができました。
働くのを諦める
フリーランスのライターとしては良い仕事に出会えず、私もスキルを伸ばしていくことができませんでした。
そこでパートに出るもそれも続かない。
働くのを諦めて専業主婦になることにします。
しかし、そうするとどうなる保育園。
私の収入がないことはいずれバレるでしょう。
役所と通院している心療内科に相談して、医師に診断書を書いてもらい、それを提出して事由を「保護者の疾病・障害」に切り替えました。
こうして、専業主婦となった今でも娘は保育園に通っています。
専業主婦のまま、保活をするなら。
役所で点数をチェック、できることを探す。
疾病や障害は重いほど点数が高くなります。
そのため、自分がどれほどに該当するのか確認する必要があります。
もし、手帳や障害年金を申請することで点数が上がりそうなら申請するのも手です。
役所の方と作戦を練っていくのが良いと思われます。
保育園の見学
見学はマストだと思います。
私は夫も一緒に見学しました。
ただ、書類に書いた園を全て見に行ったわけではありません。
念の為に、見学はしていなけれどここなら立地的に通えるなという園も下位の方には書いておきました。
全部で5、6園くらいは見たかと思います。
それを希望する順に並べて提出しました。
書類を提出→あとは神に任せる!
書類関係は私が管理しました。
つまり、夫にも指示を出して就労証明書なんかを集めてもらったことになります。
私「就労証明書お願いして」
夫「どうやって?」
私「印刷して紙を渡しても良いし、データもダウンロートできるよ」
夫「おっけ、データでやるわ」
みたいな感じでした。
残りの書類も私が全部書いて提出しました。
ただ、これはお互いの得手不得手に合わせてやるのが良いと思います。
我が家では私の方が書類仕事は得意ということです。
双極性障害ママの保育園チェックポイント
私はけっきょく働くことを諦めて、専業主婦になりました。
双極性障害で、専業主婦で、娘は保育園に通っている身から見た保育園のチェックポイントを考えてみたいと思います。
先生が親にも優しいか
これは通ってみないとわからないのかもしれませんが、保育士の先生が親にも優しいと助かります。
体調が悪そうだと話を聞いてくれたり、ちょっと遅刻してもめくじら立てなかったり、そういう一種のゆるさも大切かな〜と思います。
専業主婦のためどうしても娘に甘くなってしまって、起こす時間が遅くなったりしてずるずると遅刻してしまうんですよね。
よくないことなんですが、こっちは連れていくので精一杯みたいなところがあります。
遅刻しても来てくれるだけでOKよ!みたいなスタンスでいてくれるとこちらも助かります。
私の体調が悪い時は、お迎えの時間を後ろにずらしてくれたりもします。
普段は夕方の4時に迎えにいくのですが、私の体調が傍目から見ても悪い時は、
「娘ちゃんも強くなってきたので、お迎えが6時になっても大丈夫だと思いますよ」
と言ってくれます。
こちらとしては、そんな方法もあるのかと目から鱗でしたし、実際長めに利用させてもらってだいぶ楽になりました。
先生は大変だと思うのですが、親の体調にも気遣ってくれるのは本当に助かりますし、その優しさに気持ちがホッとするのも事実なのです。
近いに越したことはない
我が家は近所の保育園には入れなかったこともあり、遠方の小規模保育園に通っています。
車で片道15分から20分くらいですね。
距離より環境を取ったという感じですね。
本当にいい園だと思っていますが、もう少し近かったらもっと良かったなと思うことは実はあります。
遅刻が続いた日とかね。
体調にもよりますが、送迎が負担になりそうな場合は近さを優先するのはアリだと思います。
通園時の持ち物をチェック
園によってはほとんど手ぶらで通えるところもあります。
これは本当に楽だと思います。
連絡帳もアプリだったり。
とはいえ、我が家の保育園は連絡帳は紙で、おむつも一つ一つ名前が必要な園なのですが、実は私はそんなに嫌ではありません。
連絡帳も紙で残るので、終わったものは思い出箱にしまってあります。
娘の毎日の成長日記がものとして残るのは、なかなか良い気がします。
ただ、やはり人によってどれくらい重荷になるかは違うので、自分がここら辺の手間をどれくらい許容できるかは一度は考えておいた方がいいと思います。
まとめ:保活は早く動く、保育園にママも支えてもらう。
いったい第何希望の保育園に入所できるのかはわからないのですが、親の体調や状況も慮ってくれる保育園だと安心して通わせることができます。
あとは、保育園を利用するにあたって何が親側の負荷になりそうかを取捨選択して、親と子どもに合った保育園を選べるといいですね。
保活時は、やはり点数を上げていくことが大事なので、手帳や年金の申請も視野に入れた方がいいでしょう。
ただ、結果がわかるまで時間がかかるので、なるべく早く動かないといけません。
この記事が、どなたかの参考になれば幸いです。