専業主婦って、どこまで夫に頼んでいいかわからなくならない?

夫婦関係

私は朝からテンション低めだった。
低いと言うか、もはや不機嫌だった。

娘は起きたのに、夫は寝たまんま。
夫が起きて娘を見てくれないとゴミ捨てにもいけないのに。

結局燃えるゴミじゃないのをいいことにゴミ捨ては次の機会に回してしまった。

それだけじゃない。
朝食後、娘を保育園に連れて行くために準備をしないといけないのに(私は双極症なので、精神疾患を理由に保育園を利用している)ゴロッと横になってスマホを見ている。

はい?
私一人で保育園に持って行くものを用意して、娘の身支度もさせろと?

そして今日も遅刻して登園となった。

土日も頑張って娘の相手をしてくれる時も多々あるが、スマホを眺めている時間も長い。
気づけば寝てしまって私一人で娘の相手をしていることも多い。

ただ、夫は平日は確かに働いているのだ。
在宅勤務ができるから忘れがちだけど、彼は家で仕事をしているのだ。
遊んでいるわけじゃない。

私がこうして愚痴をブログに書いている間も、夫は仕事をして家族が生活するために必要なお金を稼いでくれている。
私には、娘が保育園に行っている間自由になる時間があるけれど、夫にはそんな時間はない。
私と娘が眠ってしまった後に、自分の部屋で勉強したり趣味に興じたりしている。

私より寝るのが遅いのだから、朝起きるのも辛かろう。
でも、娘は大体7時に起きるってわかっているでしょう?
じゃあ、7時に気持ちよく起きれる時間に寝ようと思わないかな。

斜視の娘は2歳にしてメガネをかけなくてはならず、この説得も気付けば私ばかりやっている気がしてしまう。
「ほら、メガネかけたよ!」と報告して、「おお!娘ちゃん、えらいね!」と褒めてもらう。
このやりとりがあまりに多い。

娘に対しては私の方が気が長いことの方が多い。
でも、このメガネは互いの意見が正面衝突という感じで本当に大変だった。

「アンパンマン(ぬいぐるみ)にメガネかけて見せようよ!」と言って、どうにかかけてもらう。
そのあとはアンパンマンが言っているふうに「娘ちゃん!えらいね!メガネ似合ってるよ!かわいい!(裏声)」と話しかける。
そうすると、娘は嬉しそうに照れ臭そうに笑ってご満悦なのである。

私は働いていない。
双極症のせいで働けないのだ。
すぐに泣いて出勤できなくなる。

だから、夫に養ってもらっている。
そうなると、どこまでが夫にやってもらっていいのか、どこからが望みすぎなのかがわからない。

正社員共働きだと半々にしようと、わかりやすいのだろうか。
それともどっちが時短だ長時間労働だ、給料が多いだ少ないだ、で簡単に半分とはいかないのだろうか。

難しい。
養ってもらっている引け目はある。
家事は私の担当になるだろう。
でも、お風呂掃除くらいしてくれてもよくない?最近私がお風呂準備すること増えたよ?

難しいのは子育てである。
夫の娘でもある以上、参加しないなんてあり得ないし、参加しないで娘に好かれようなんて虫が良すぎる。
これをどこまで望んでいいのだろうか。

それとも、最近特にスマホを眺めている時間が目につくようになったけれど、ストレスが強くなったのだろうか。
ああ、そうかもしれない。
仕事で評価されてプレッシャーがかかったと言っていた。

今までやったことのないリーダー職のような役割も望まれるようになったのだ。
望まれるからには適性があるのだろうと私は思っているのだが、夫は初めてのまとめ役で緊張しているしうまくいかないなと言っている。

と、いうことは、あれはストレスから逃れるための行為なのだろうか。
ううむ、スマホを見ていてストレス解消になるのかな。
私はならない気がするんだけど。

こうなったら、「今は無理です!権」でも作って、30分か1時間かわからないが一人時間を持っていいことにするか。
スマホを見るのも、別室でなら私の気に障らない。

これは提案してみて策を考えた方が良さそうだ。
家だと大変だという姿を見せないから、つい仕事は無難に進んでいるのだと思ってしまう。

夫の方が疲れているのだから–。
あれ?この「どっちの方が疲れている」っていう考え方が良くないのかな?
疲れている人間には疲労の度合いに関係なく休む権利がある。

そして、夫の方が疲れやすいのだ。
うん、そう!疲れやすいの!

娘と行動した時に、夫の方が疲れやすい!
私はまだ元気なのに、夫はもう疲れている!
だから、土日もちょくちょく休みの時間(スマホを眺める時間)が必要なのかもしれない!

でも、スマホを眺めるのはいいリフレッシュには思えないから、別のことをやってほしいな。
そこも話してみよう。

うんうん、私のイライラも落ち着いてきた。
いいぞいいぞ。

というわけで、スマホを見たい時は別室に移ってもらうことにしよう。
「今は無理です!」と宣言してもらって。

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