私は娘と一緒にアンパンマンを楽しめる大人である。
最近は特に各キャラのキャラソンにハマっている。
まず取り上げたいのが「とべ!カレーパンマン」という曲である。
サビはほとんど「カレー!」と叫んでいるだけなのだが、かっこいい。
こんなに「カレー!」と連呼してかっこいい曲もそうそうない。
夕日もカレー色と表現されるし、とにかくカレーという言葉がたくさん出てくる歌なのである。
カレーパンマンにはカッコ良すぎる歌なのだが、本人がこれくらい自分のことをかっこいいと思っていそうだからちょうどいい感じもする。
この感じに負けたくなかったのか、しょくぱんまんも同様の熱血な渋い感じの曲調になっている(「おなじみしょくぱんまん」という曲)。
もっと爽やかなアイドルみたいな曲かと思っていたのに。
しょくぱんまんとカレーパンマンはお互いちょっと意識し合っていて喧嘩友達みたいなところがあるから、合わせたのだろうか。
ふたりが渋さで勝負している中で正統派ヒーローの明るい曲を歌うのがアンパンマンである(「なんのために飛ぶ」という曲)。
歌のおにいさんかな?と思うくらいの安定の歌唱力。
これはこれで好きである。
ドキンちゃんとコキンちゃんはそれぞれタイプの違う悪女に仕上がっているし、ドキンちゃんのほうがお姉さんな感じもちゃんと出ているし、でもコキンちゃんも負けないくらい悪女なのである。
とにかくよくできているので聞いてほしい(「私はドキンちゃん」と「あおいなみだ」)。
娘が最近1番好きなのはメロンパンナちゃんらしい。
「パンナのパンチ」というそれは愛らしい曲を歌っている。
メロンパンナちゃんがメロンパンナちゃんの声で、「これはまさしくメロンパンナちゃんである」と思える歌詞と曲調で歌ってくれる。
バイキンマンが言わずもがなである。
後ろの打楽器がかっこいい。
こんな感じでアンパンマンを娘と一緒に楽しみまくっている。
大人も十分楽しめるので、ぜひ時間があるときに聞いたり見たりしてみて欲しい。