誰も悪くないのにとても疲れた

子育て

1歳娘の咳がひどかったため、保育園はお休みして小児科へ。
1番近所の小児科は夫婦共に好きになれないので却下。
少し遠いけれど予約制の小児科をかかりつけにしている。

そして、今日も予約をとった。
8時半に当日の予約枠が解放されるシステムで、そこからは時間との勝負である。
人気の病院で、すぐに枠がなくなるのだ。

今日は家族みな起き出しが遅かったので10時半に予約をとったのだが、先に診察に入った子どもに重症の患者がいたらしい。
時間をとってしまって、結局1時間待つ羽目になった。

とても疲れた。
ちょろちょろと動き回る1歳児と共に待つのは本当に辛かった。

動画を見せれば一発で楽になるのかもしれない。
娘はアンパンマンが好きだし、Huluを契約しているからスマホでも見れる。
でも、なんだかそれは私の矜持が許さない。

幸運なことに、娘もアンパンマンやしまじろうは家の机で見るものだと思っている。
それを壊したくはなかった。
その気になれば、ママのスマホでいつでもどこでも見られるのだと知られたくなかったのだ。

娘は第一子で今の所ひとりっ子。
頑張ればスマホなしでいけないことはないと思うのだ。

これがひとりで複数人の子どもを見るとかになると話は変わってくると思う。
スマホなどの機器に頼らないと、もう手に負えないと思う。

でも、私は娘と一対一だし…。

というわけで、敗因は長くなることを考慮せずに絵本やらおもちゃやらを準備しなかったことである。
いつも割とすぐ終わるから油断した。
プレイマットのコーナーがあって、そこで娘はいつも満足しているのも油断につながった。

でも、医者も大変な仕事である。
重症患者を計算して一枠に入れる患者を減らすと暇になったり採算が合わなかったりするだろうから、やっぱり平均的な症状の患者を平均的に見ていくことを前提に枠を組むのが1番良いのだろう。

だから、今回の重症患者で時間が押した、は誰も悪くないのである。
重症になる前に病院に連れて行ってくれればと思いもするが、急に重症になることもあるし、バリバリ働く人にとって休みをとり子どもをこまめに病院に連れていくことは難しい。

それは皆わかっているのだろうが、やはり大人と比べれば我慢弱い子どもたちを見ていると疲れてくる。
後ろもつかえて、駐車場もいっぱいになって停められない人が出てくる。
なんだか重苦しい空気が漂った。

誰も文句なんか言っていないのに。
私が疲労して、そんなふうに勝手に感じていたのだろうか。

娘の症状はそう重くはなかったようで、診察もすぐ終わった。
患者が流れ始めて、待合の空気も少し軽くなったように感じた。

まあ、娘は咳が出やすい体質を改善する薬を飲んでいて、1ヶ月分まとまって処方されるから薬局もとても待ったのだけれどね!
私も頑張ったが、娘もよく頑張った!
疲れてぐずぐずだった!

疲れた親子でちょっとばちばちしたりもしたけれど、無事に薬を受け取って帰ることができた。

それにしても保育園とは難しいものである。
風邪が治った!と思って行かせると、1日で咳やら鼻水やらと一緒に帰ってくる。
せっかく綺麗になったお鼻が、またカピカピになったり、ずるりと鼻水が垂れていたりすると悲しくなってくる。
小さくコンコンと咳をしていると、ちょっとビクッと反応してしまう。

ああ、すっかり治ってしばらくは大丈夫だと思っていたのにな。
そんなにまだかかっていないウイルスが保育園にはたくさんあるのかい?

これは娘が1歳だからすぐ風邪にかかるわけではないらしい。
保育園の担当の医師が言っていたのだが、集団生活を始めるとこんなものなのだそうだ。
要は、遅いか早いかなのだ。

確かに、これでもだいぶ保育園に行けるようになったしな、娘。
ここ最近は月曜日に休みがちだけれど、火曜日から金曜日は頑張って通ってくれるし。

0歳児クラスの時は、週に1日2日行けるだけでも頑張ったと思ったものな。
その休みの多さに、私はパート先に休みを告げるのが精神的につらくて参ってしまって辞めたものな。

今ならもう少し出社できるだろうか。
お薬の処方も変わってきているし、私の体もうまく対応できるようになっていると信じたい。
つまり、また働けるなら働きたい気もするし、2度と働きたくない気もする。

でもなぁ。
私が働けたら、第二子の可能性も出てくるしな〜。
娘だって中学受験とかできるかもしれないし。
習い事だって、好きなものをさせてあげられる。

また、挑戦してみようかな。
半年しか続かなくても、半年分のお給料はもらえるしな!
それもないよりいいだろう!

ううむ。
話が大幅にずれている。

そうそう、今日の病院の件から、誰も悪くないのに嫌な空気になることってあるんだよな〜と思ったという話だった。
娘にはもっとじっとしてもらいたかったけれど、あれが彼女の限界だったのは冷静になった今わかる。
ぐずぐず不機嫌になるのではなく、ちょこまかと動き回ることでフラストレーションを発散していたのだろう。
後者をとってくれて助かったかもしれない。

だいぶ体力がついてきたと思う娘だが、さすがに疲れていつもより2時間も早くお昼寝に入った。
目が覚めたらおやつをしっかり食べさせないと。
疲れのあまり、昼はまともに食べていないのだ。

次に病院に行くときは、気に入りの本やぬいぐるみ、おもちゃを持って行こうと固く決心した1日だった。

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